マイクラデータパック練習日記

コマンド初心者がデータパックの勉強をしながら物語を作って投稿していくブログです。(配布あり)

MINECRAFTERS 第1章 写真との出会い

※この物語の設定は公式のものとは異なります


 マイク・ラフターズはアメリカ生まれ日本育ちのごく普通の男子中学生。
朝家族よりも少し早く起き、お気に入りの魔法小説を読む。少ししたら、着替えを始めて学校の準備をし、ご飯を食べて急いで学校に行く。常に何か考え事をしていて、たまに友達と喋りながら登校している。テスト前は焦って急に勉強をし、期日ギリギリに課題を済ませる、(自分ではそう思っている)ごく普通の中学生だった。


 その日はいつもと何も変わらなかった。しかし、よくよく考えてみれば何かに気づくチャンスはいくらでもあった。例えば、いつもより早くに出られたのに通学路には人が一人もいなかったり(車やバス、犬の散歩をしている人も)冬に桜が咲いていたり、などだ。しかし、よく思い出して欲しい。マイクは常に何か考え事に集中している。そんな人間が周りの変化に気付けるだろうか?そして、この悪い癖のせいで彼はかなり今後苦労することになる。


彼の学校は山の上にある。山に登る道を登っていると、ある一枚の写真が落ちていた。何かが波打っているようなその写真はのどかな村の風景を写していた。オークの美しい木や幸せそうに餌を食べている家畜などだ。しかし、その写真は何かが普通とは決定的に違った。マイクはかなりボーッとしていたのですぐには気付けなかったが、ふと気づいてしまった。


その写真の中は全てが立方体でできていた。


それに気づいた瞬間、マイクは強烈な何かを感じた。そのまま意識は薄れていき、床や周りの木々などが全て消えたような感覚のあと、完全に意識を失った。


次回 第2章 心配性な神様と欠点だらけの中学生

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